東近江のあたりではよもぎを「よごみ」と呼びます。やわらかく、もちもちとした杵搗(きねつ)き餅によもぎを搗きこみ、口どけの良いつぶ餡を包みました。よもぎの香りと品のよい甘みの餡で、いくらでも食べられそうな「よごみ大福」です。
よもぎは、東近江市で手摘みしたものも使っています。毎年、雪が解け、寒さが緩む頃に、やわらかい若芽だけを選んで摘みます。よもぎは成長すると葉が固く、筋も残るようになってしまいますので、団子のためには若芽でなければならないのです。摘んできたよもぎを湯がくと、工房中によもぎの香りが広がり、春の訪れを知らせます。自分たちの摘んだよもぎで団子をつくり、お客様へお届けするよろこびは格別なものです。
つぶ餡は小豆の皮の食感が残らないよう、なめらかに、口どけ良く炊き上げるのが冨来郁流です。つぶ餡が苦手な方にもご好評いただいています。また大福の餡は、北海道産の大粒小豆を使い、なめらかさと粒感のバランス良く仕上げました。
もち米は東近江の農家さんが育てたもののほか、自社の田んぼで収穫したものも使っています。自分たちでも米作りをすることで、素材や農家さんへの理解と感謝が深まり、お米の良しあしを見極める目が育ちます。冨来郁のもち米は、自信をもって「良いもの」と言えるものだけを使用しています。
- サイズ
- ひとつ 6㎝円×2㎝H
- 重さ
- ひとつ 約63g
- お日保ち
- 製造日より2日
- 特定原材料等
- 一部に大豆・乳を含む
- 栄養成分表 1個あたり
- 熱量:134kcal / たんぱく質:2.9g / 脂質:0.2g
炭水化物:30.2g / 塩分相当量:0.20g